10月1日はコーヒーの日。コーヒーが持つ効果とは?
毎年10月1日はコーヒーの日です。1983年に日本コーヒー協会によって制定されたのが始まりとされています。その後2014年にイタリアで行われたイベントで、国際コーヒー機関が毎年10月1日をコーヒーの日にすると発表したため、今では世界共通の記念日となっています。
今回はそんなコーヒーに焦点を当ててご紹介します。
目次
- なぜ10月1日?
- 日本のコーヒー市場
- コーヒーの効果
- コーヒーの日のイベント・キャンペーン
- レギュラーコーヒーフェア2023
- エメラルドマウンテンコーヒーフェア2023
- WORLD SPECIALITY COFFEE CONFERENCE AND EXHIBITION
1.なぜ10月1日?
では、なぜ10月1日がコーヒーの日になったのでしょうか。
それはコーヒー豆の栽培時期が関係していると言われています。10月1日は、全世界で生産されるコーヒーの約3割を担うブラジルでコーヒー収穫の新しいサイクルがスタートする年度初めで、その期間に合わせて制定されました。日本で定められていたコーヒーの日と日程が同じですが、4~10月の間で制定されている国もあります。
また、日本では10月は秋冬期になるため、ホットコーヒーの需要が高まることも制定の理由とされています。
2.日本のコーヒー市場
日本のコーヒー市場はコロナ以降、おうちカフェブームや喫茶店ブーム、コンビニコーヒー、ホテル・レストラン需要の回復、コーヒーメニューの多様化、デカフェコーヒーの登場などにより2022年、2023年ともに前年より増加しています。(参照:全日本コーヒー協会2023年重大ニュース一覧)
また、家庭用コーヒーの種類も増えており、従来のレギュラーコーヒーの他にも、1パックずつのドリップタイプやスティックやカプセルタイプなど生活様式に合わせた変化を見ることができます。日本人一人辺りの年間コーヒー消費量は約3.4kgです。(参照:全日本コーヒー協会)
3.コーヒーの効果
コーヒーに含まれるカフェインやポリフェノールにはさまざまな効果があります。心臓病や脳卒中を予防するほか、大腸がんの予防や脂肪燃焼促進による肥満防止などの効果が報告されています。また、コーヒーの香りはリラックス効果をもたらします。また、抽出後のコーヒー粉には脱臭効果があるため、密閉空間でのイヤな匂いを消してくれます。
抽出後のコーヒー粉を捨てずに再利用
コーヒーメーカーのUCC上島珈琲株式会社では、抽出後のコーヒー粉を肥料化し農家の栽培に再利用したり、名刺に再利用したりしています。また、コーヒー粉の活用方法も開示しています。
抽出後のコーヒーかすの脱臭効果がすごい!
抽出後のコーヒー粉の細かい穴が臭いを吸収し、脱臭効果をもたらしています。アンモニアの吸収率は活性炭の5倍の効果があると言われており、下駄箱やトイレ、台所など臭いが発生しやすい場所に置いておくと、脱臭効果が期待できます。
またコーヒーにはリラックス効果があると言われています。それは香りだけでなくカフェインも作用しています。
杏林大学の教授による研究によると、コーヒーの香りを嗅いだ際にリラックスしているときに出る脳波であるα波が多く測定されたとのこと。(参照:コーヒーの香りが脳機能に与える影響の電気生理学的検討 )
また、適量の摂取であればストレスや疲労感の軽減を見込むことができます。
(参照:大正製薬 カフェインの効果)
4.コーヒーの日のイベント・キャンペーン
さまざまな効果が期待でき、男女問わずにコーヒーをたしなむ人が多い日本では、コーヒーの日に合わせたキャンペーンが実施されています。
レギュラーコーヒーフェア2023
全日本コーヒー商工組合連合会の取り組みとして、「10月1日はコーヒーの日。喫茶店へ行こうキャンペーン」を開催。公式LINEの友達登録で全国の喫茶店で使えるクーポンをプレゼントしていました。
クーポンが使用できるお店は、喫茶店周遊MAPで確認ができるようなっており、近くの喫茶店から気になる喫茶店まで、選ぶことができます。コーヒーの割引だけでなく、粗品のプレゼントやお楽しみクーポンの配布など6種類のクーポンから選ぶことができます。 このイベントをきっかけとして、お店の存在を知ってもらい、リピート来店を促す効果が期待できます。
エメラルドマウンテンコーヒーフェア2023
創業78周年を迎える老舗コーヒー会社のキャピタルコーヒーは、百貨店での軽量豆販売やカフェの運営を行っています。また、WEBサイトでの商品の販売、本社ではスクールも開催しており、コーヒーの普及に尽力しています。
キャピタルコーヒーも、コーヒーの日にちなんだイベントを開催。抽選クジや対象豆の増量セールなどを行っています。
抽選クジでは、お買い上げ金額を満たすとクジが引けて、オリジナルの商品を貰うことができます。
キャピタルコーヒーを普段から利用している消費者はもちろん、このイベントを通してキャピタルコーヒーの美味しさを知る消費者も存在します。記念日を通したイベントの開催はプロモーションの一環としても大切なきっかけです。
WORLD SPECIALITY COFFEE CONFERENCE AND EXHIBITION
アジア最大のスペシャルティコーヒーイベント「SCAJ:WORLD SPECIALITY COFFEE CONFERENCE AND EXHIBITION」はコーヒー業界の関係者が世界中から集まるコーヒーの祭典です。日本スペシャルコーヒー協会(SCAJ:Specialty Coffee Association of Japan)が主催しています。毎年開催されており、昨年は協会設立から20周年でした。4日間で約7万人が来場し、国内外から350社が出展しています。
コーヒーの日前後に開催され、今年は10月9日~12日(一部11日まで)の開催予定です。
世界中のコーヒー関係者が集まり、コーヒー豆や最新機器、セミナーやワークショップの開催など開催中も多くの催しが行われることが予想できます。このイベントは、コーヒーが好きな人なら業者でなくとも誰でも入場することができます。そのため出展社は自社商品に興味関心を持ってもらうために、試飲やお土産・ノベルティの配布などブース毎に趣向を凝らしたら展示を行うことが大切です。
このようにコーヒーには様々な効果が期待でき、10月に訪れるコーヒーの日に向けてさまざまなイベントや企画が催されます。favoristではカフェで販売品として使用できるグッズはもちろん、コーヒーの日ピッタリのマグカップやコースターも多く取り揃えており、今からでも2024年のコーヒーの日にピッタリのオリジナルグッズの作成が可能です。お気軽にお問合せください。
コーヒーかすを捨てずに再利用するノベルティ
ドリップ後の「コーヒーかす」を捨てずに、付属のシリコンカップに移しシリコンカップをステンレスタンブラーへセットしたら、シューズクロークや冷蔵庫、トイレや車内の消臭に使えます。