オリジナル箱 制作のハコスグ
【事例7選】効果的なプロモーションに欠かせない
ノベルティグッズの選び方とは？
商品プロモーションに欠かせないノベルティグッズとは
企業や店舗が商品や自社サービスのプロモーション方法は様々です。 企業によっては大々的にイベントを企画したり、SNSメディアでの宣伝をしたり、多様な方法があります。しかし、たとえ良いサービスや商品を提供できるとしても、消費者に知ってもらわなければ意味がありません。
プロモーション内容を工夫しイベントや新商品の宣伝を成功させることは、企業や店舗に大きな利益をもたらします。その手助けをするのが、ノベルティグッズ（販促品）です。 ノベルティグッズ選びを間違ってしまうとコストの無駄になったり、商品の良さをアピールできなくなったりするので慎重に選ぶ必要があります。では企業はどのようにノベルティを使用しているのでしょうか？ 今回はノベルティグッズがどのようにして使用されているのかをご紹介します。
目次
1.ノベルティグッズや販促品を配布する目的は？
ノベルティや販促品を配布する目的は多岐にわたります。一言にノベルティと言っても配布するグッズは企業向けや消費者向けなど目的と対象によってさまざまです。
その中でも主にノベルティグッズを使用する目的として下記の３つが考えられます。
見込み顧客の情報獲得
ノベルティは一般消費者に向けた販促ツールとしてだけではなく、BtoB（企業対企業）でも活用されます。
既存の顧客へ挨拶まわりなどで配布するでカレンダーやボールペンや、出展する展示会やイベントでノベルティを配布することで、自社のサービスや商品を知ってもらう機会になると同時に名刺交換をするきっかけとなり、展示会後に営業のアプローチの機会にも繋がります。
コロナ以後の展示会で実際にどのようなノベルティが使用されていたのかはこちらの記事をご覧ください。
◆ノベルティ事例7選をご紹介！withコロナの展示会。最新ノベルティグッズとは
新商品やサービスの認知度アップ
企業やブランドロゴを印刷したノベルティを配布することは、企業に対しても消費者に対しても同様に、認知度アップに繋がるといえます。
その為、新商品発表の時や新サービス開始時は、イベント会場や店頭でブランド名の入ったノベルティを配布することが多いです。
例えば、バッグやマグカップなどの日常的に使うものだと、使うたびに名前が目に入るので利用者とその周辺の人に対して認知度アップが見込めますし、いくつあっても困らないペンやメモ帳、クリアファイルも気軽に受け取ってもらえるので多くの企業が採用しています。
「箱根つたや旅館」は開業3周年を記念して宿泊者に向けてノベルティをプロモーションを行っていました。
館内の壁紙を描いた木村英輝氏が手がけた赤い蔦が印象的なオリジナルデザインがトートバッグに刺繍。普段づかいでも使用できるようなゴージャスなデザインのノベルティに。
宿泊客限定で配布され、宿泊客がリニューアルオープンされた綺麗な館内やノベルティをSNSや口コミで拡散することで宿泊者以外に知ってもらえる認知度アップになったノベルティといえます。
SNSやプレスリリースのサイトを通じて、旅館の既存顧客はもちろん、今まで旅館を知らなかった方もこの機会に知る事ができ、旅館の認知度アップに繋がったキャンペーンです。
北陸銀行はこれからやってくる受験シーズンにピッタリのノベルティを配布しています。
クリアファイルは学校でも資料やプリントを整理するのに使えて、いくつあっても困りません。毎日目にするアイテムなので「合格祈願」の文字があると受験生の気持ちも少し晴れやかになります。将来の顧客となる可能性のある学生に向けた地方銀行ならではの心配りを行ったプロモーションといえるでしょう。
好感度の向上、ブランドファンの獲得
もらってうれしいノベルティや役に立つノベルティは企業の好感度アップに繋がります。
例えば、新商品の宣伝でチラシだけを配布しようとしても、受け取ってもらえないことが多いですが、ノベルティを添えることで消費者の興味や関心をひきつけることができます。また購入金額に応じたノベルティ企画や、レシートやシールを集める応募型の企画は消費者の購買意欲をそそり、結果的に売上アップにもつながります。
最近では、SNSを利用したプレゼント企画も多く見られるようになりました。SNSの普及により消費者とのコミュニケーションは、今後ますます加速していくことでしょう。
SNSキャンペーンによく利用されるのがTwitterで、フォロワーを増やすために企業アカウントのフォローと該当記事のリツイート（拡散）を参加条件としている場合が多いです。フォロワーが増えることはTwitterを通して手軽に自社商品やキャンペーンを告知できるようになります。そのため企業はTwitterを利用したノベルティ企画を定期的に行っています。
ゲームソフトウェアメーカーのカプコンが企画したノベルティキャンペーンもTwitterで告知されています。同社のTwitterをフォローし、投稿をリツイートすることが応募条件になっていて、4,000件以上の応募（リツイート）がされています。自社のオリジナルキャラクターでノベルティを作成することで、ファンの心をつかみさらにファンがリツイート(拡散)することで、ファン層以外にも告知できるプレゼントキャンペーン。
また、日常的に目にするノベルティ（カレンダー)にすることでブランド・ロイヤルティ(ブランドに対する愛着や忠誠心のこと※この事例ではキャラクター)、が高まるアイテムともいえます。
大手書店チェーンのジュンク堂書店が運営しているTwitterではオリジナルブックケースとノベルティの詰め合わせをプレゼントしています。こちらも多くの応募がされています。商品を購入する必要がないので気軽に応募できる点も参加しやすいポイントになっています。
こちらのノベルティも、ブランド・ロイヤルティを高めるという部分で、本を読むユーザー層に向けたオリジナルブックケースというのは本を傷つけず大事にできかつ毎日目にするので、ロゴを名入れすることでノベルティとしての訴求効果抜群です。
ゲーミングノートPCの展開を行っているエムエスアイコンピュータージャパン株式会社は年末年始のスペシャルキャンペーンとして、対象ノートPC購入者に先着でモバイルバッテリーのプレゼント企画を行っています。欲しいPCを購入してプラスでモバイルバッテリーが貰えると嬉しいですよね。
先着順なので無くなる前に購入しようと思う消費者の購買意欲の促進にもなります。
2.名入れをして訴求するノベルティグッズ
ここまで紹介したキャンペーンは、企業やサービスの認知度を上げるために企画され、ノベルティが使用されています。しかし、モノを配るだけで効果が十分発揮できるとは限りません。「名入れ（印刷）」をすることで、企業名やブランドをより多くの消費者へ認知してもらえるようになります。
例えば、1度は見たことがある水道修理のマグネットも立派なノベルティです。1枚ぐらい冷蔵庫に貼っていたり、保管していたりする方もいるのではないかと思います。
ただの無地のマグネットだと捨てられてしまうかもしれませんが、そこに企業名やサービス内容、電話番号が書いてあるだけで、もしもの時のために保管しておこうと思う消費者心理に寄り添ったノベルティグッズの一種です。
マグネットのように全面に印刷をして大々的に宣伝をする場合もありますが、商品によってはワンポイントだけの名入れとなってしまう場合もあります。
カフェの開店記念や、アパレルブランドの周年記念などではむしろワンポイントだけの方がシンプルで効果的な場合もあります。
では効果的なノベルティグッズはどのようにして選べば良いのでしょうか？
3.効果的なノベルティグッズの選び方とは？
ノベルティは受け取ってもらって初めてその効果を発揮します。そして長くに渡って使用してもらうことが大切です。その為にもまずは受け取ってもらえるようなグッズを選ぶことが大切です。ノベルティグッズの選定方法はターゲットや季節によって異なってきます。
ノベルティ選びに重要なポイントをいくつかみていきましょう。
ターゲットを絞ったノベルティ選び
商品やサービスをいつ宣伝して、どのような層をターゲットとしているかによってノベルティグッズの選定は変わってきます。
例えば、大人の男性をターゲットにしている場合にはおもちゃよりもボールペンやハンカチなどの実用的なものが喜ばれますし、冬はハンディファンやうちわを配るよりもブランケットやエコカイロなどの暖かいものを配布した方が配布率も上がって効果的です。
このように宣伝したい商品やサービスがどのような人を対象とした商品なのか、いつ宣伝するのかによって、配布するノベルティグッズも変わってきます。より効果的に宣伝するためにも、ターゲットを絞り、ノベルティを選定することはとても大切です。
そして消費者のニーズに合った商品はもちろん、企業理念や世相を反映させたノベルティを配布することもノベルティの効果を発揮します。
企業理念やSDGsを反映させたノベルティ選び
企業理念を反映させたノベルティとは、例えばSDGsの目標に沿ったグッズや、チャリティーに参加できるプロモーションやノベルティです。
SDGsや環境や社会問題解決に貢献したノベルティグッズを配布することで、顧客の好感度があがり企業やブランド価値を高めることができます。
では、実際にチャリティーや環境に配慮したノベルティグッズの事例をご紹介いたします。
カタログギフトやベビー服を取り扱っている株式会社メリックスの運営する通販サイト「ミルポッシェ」では、ノベルティの代わりにチャリティーへ寄付することができます。
このノベルティ企画は通して消費者に「またこのサイトで商品を購入しよう」と思ってもらい、リピーターを獲得できる企画です。もちろん、購入者限定ノベルティをもらう事も嬉しいですが、このチャリティー企画は新生児を持つ母親の共感を得られる取り組みではないでしょうか。
何度も利用することでノベルティもチャリティーもどちらも参加できるのが良い点です。
サッポロビールでは間伐材で作られたコースターをセットにした企画品を数量限定で販売していました（現在は売り切れています）。
サッポログループは、里山保全をはじめ森林保全活動に参加し、積極的な緑化活動を展開しています。この間伐材コースターはそんなグループの取り組みを表現したノベルティです。
近年では、サッポログループのように環境配慮をアピールしている会社も多くあり、ノベルティグッズにリサイクル素材を採用したり、その他にもオーガニックコットンや、間伐材を使用した商品をノベルティにしたりすることも効果的です。
また、ペットボトルをリサイクルしてできたエコバッグやバイオマス素材を使用したノベルティグッズなども多く採用されています。もちろん当社でもそのような商品は多く取り扱っています。
また今では抗菌グッズや感染防止に役立つグッズも多くの方の興味をそそり、年齢や性別を問わず受け取ってもらいやすいノベルティになっています。
4.プロモーションにかかせない効果的なノベルティグッズ
コロナ以降集客イベントは自粛気味になっていましたが、最近では旅行支援が始まるなど、徐々に集客イベントも再開されています。今までオンラインイベントやテレワークが多く、外に出る機会が無かった反動で、たくさんの人が旅行やイベントに参加しています。
その機会を逃すことなく、効果的に集客を行うためにも今まで以上にノベルティグッズの使用は欠かせないものになっています。
例えばよくあるペンやマグカップだとしても、ロゴやキャラクターが印刷されているだけで「特別」なものへと変化します。ノベルティグッズはそんな「特別感」を演出するのに効果的で、より多くのファンを獲得できます。
集客イベントが増えてきた今だからこそ、より多くの人に商品やサービスを知ってもらう機会を逃さないように商品が効果的に宣伝されるようなノベルティグッズを探してみませんか。
