七夕はみんなが地球を想う日
クールアース・デー
今回は地球を想う日として制定されている「クールアース・デー」についてご紹介を致します。「クールアース・デー」とは2008年のG8サミット(洞爺湖サミット)が7月7日の七夕の日に開催されたことをきっかけに定められた環境を考えるための記念日です。 天の川を見ながら家庭や職場で地球環境の大切さを日本国民全体で再確認し、低炭素社会への歩みを実感し、各人ができる地球温暖化対策の取り組みを推進するために設けられました。
脱炭素社会づくり「COOL CHOICE(=賢い選択)」
クールアース・デーの具体的な取り組みに「COOL CHOICE(賢い選択)」があります。これは、カーボンニュートラルの実現に向けて暮らしの中で脱炭素化を目指すという動きで、2015年に世界共通の目標として採択された「パリ協定」の中で2020年以降の地球温暖化対策の世界共通の目標として、世界の平均気温上昇を2度未満にすること、今世紀後半の温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることが打ち出されました。
気候変動の地球規模の課題に向けて日本では「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を目指しており、具体的には2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにすることを目的とした「ゼロカーボンアクション」という働きかけを環境省が主体となって行っています。
では「ゼロカーボンアクション」とは具体的にどのような働きかけなのでしょうか。
日本政府では脱炭素社会の実現には国民一人一人の働きが大切だと考え、8つの項目30個の具体的な取り組み案を作成しました。
環境省COOL CHOICEページ:https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/
ひとりひとりができる脱炭素社会の実現に向けた8つの項目
- エネルギーを節約・転換しよう!
- CO2の少ない交通手段を選ぼう!
- サステナブルなファッションを!
- CO2の少ない製品・サービス等を選ぼう!
- 太陽光パネル付き・省エネ住宅に住もう!
- 食ロスをなくそう!
- 3R(リデュース・リユース・リサイクル)
- 環境保全活動に積極的に参加しよう!
これらの8つの項目にそれぞれ具体的な取り組みが記されています。環境省や企業からの呼びかけというのは、大がかりで個人では取り組むことができないと思っている方も多いのではないでしょうか。COOL CHOICEで環境省が挙げているエネルギーに関する項目を見ると、「クールビス・ウォームビズ」や「節電」「節水」など個人単位でも対策ができるものも多く上げられています。地球環境の改善という大きな目標のためには小さな日々の積み重ねが大切だという事ですね。逆を返せば一人ひとりの小さな積み重ねが地球環境の改善に繋がるという事になります。
そして私たちが一番身近に感じる項目は「3R(リデュース、リユース、リサイクル)」ではないでしょうか。ゴミの分別や洋服のリサイクル等、企業でも個人でもたくさんの人が手軽に行っていると思います。また最近ではDIYの流行により壊れてしまったものをすぐに捨てるのではなく修理をして使う、という人も増えています。修理しながら長く使うという事が私たちの生活にも根付いてきているようです。
そして使い捨てプラスチックに関しては既に「プラスチック資源循促進環法」により生活の中でも対策がされており、マイバッグ・マイボトルも もはや当たり前になってきています。コーヒーチェーン店でもマイタンブラーの使用でドリンクの割引がされるなど積極的に利用を促していて、皆さんの中にも利用したことがある方がいるのではないでしょうか。
環境問題をよりスマートに。コーヒーチェーン店での工夫と展開
SDGsの取り組みでもある持続可能な社会に向けて早くからコーヒーチェーン店では、使い捨ての容器からマイタンブラーを推奨している店舗がおおく、オリジナルのタンブラーを販売している店舗もよく見かけます。
スターバックスコーヒーではWEBサイトに店頭でお客様がマイタンブラーを気兼ねなく使えるようにお店でどの様に使用するかを掲載しています。
タンブラーのデザインにも力を入れており、定番デザインや地域・季節限定デザイン等、さまざまなバリエーションのタンブラーを店舗で販売しております。
タンブラーをより独自の個性でスマートに楽しむためにマイタンブラーの中に差し込みの台紙を入れ、お客様自身がイラストやデザインをしたものタンブラーとして利用できるようにし「世界に一つだけのタンブラー」で利用者の拡大をすすめています。
タリーズコーヒーでも環境への負担軽減を考慮して、店内で飲食されるお客様にはマグカップやグラスで提供し、マイタンブラーを持参いただいたお客様にドリンクの値引きを行っております。またできるだけ長い間「美味しさ」を楽しんでいただけるようタリーズコーヒーで販売しているタンブラーには保温性の高いタンブラーやデザインを楽しめるようなタンブラー限定のタンブラーやマグカップで利用者の拡大をすすめています。
環境配慮やSDGsに貢献するノベルティ制作
フェイバリストでもマグカップ・タンブラーを取り揃えております。環境配慮やSDGsに貢献する企業の取り組みとして、ノベルティや販促品の配布でタンブラーをお考えでしたら是非ご覧ください。
ライトダウンキャンペーン
環境省は2003年から2019年までの16年間、地球温暖化対策のためにライトアップ施設や家庭の照明を消すように呼び掛ける「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を実施していました。2020年以降は日常生活の中で地球温暖化対策を実践することが定着し、LED照明の普及状況を鑑みて環境省からの積極的な呼びかけは行っていません。
過去のライトダウンキャンペーンの様子は環境省のHPにて公開されており、各地域の代表的な建物のライトが消えている様子が確認できます。
企業が取り組むライトダウンキャンペーン
現在ライトダウンキャンペーンは各企業が独自に対策を行っています。
例えば、セブン&アイグループは、3月の「アースアワー」に紐づけてライトダウンを行っています。ライトダウンに参加するための具体的な方法を紹介したり、店舗の照明を消す取り組みを行っています。
WEBサイトでは個人でもできるライトダウンの紹介をしており「おうちでできるアクションマップ」を掲載して節電や電気を使わない家での過ごし方や移動の方法などをイラストでわかりやすく紹介。
ライトダウンのキャンペーンを店頭だけではなく、利用されているお客様にも自宅で簡単にできる取り組みを掲載。
イオングループでも6月から8月末日の日没から閉店まで屋外看板のライトアップ照明を消灯する取り組みを行っています。
大学が取り組むライトダウンキャンペーン
企業だけでなく大学でも取り組んでいるところがあります。岡山大学でも環境の取り組みの一環としてキャンパスの消灯によるカーボンニュートラルの啓発や節電意識の向上を図っています。
ノベルティでできるライトダウン
今年(2022年)の夏には1都3県に燃料調達リスクによる電力不足の恐れがあり省エネ・節電の呼びかけがされました。これは地球温暖化対策で発令されていた過去の節電要請と発端は異なりますが「節電」という視点からみると行動は同じですね。
私たちが住んでいる地球の資源は限りあるものです。「節電」は私たちの生活の中でも簡単に実践できることでもあります。環境や資源と共存していくためにも一人ひとりが気を付けて環境問題に意識を向けていくことが大切です。
そこでフェイバリストでは節電に役立つノベルティアイテムをご紹介いたします。
街や駅前などで配られている紙製の「うちわ」ですが、チラシの役割として印刷したものを配布されてケースが多いので短期間の使用を前提とした広告で、耐久性も高いわけではありませんので、使われなくなるとすぐに捨ててしまう事が多いですよね。今回ご紹介するのは、長く使えて、使い捨てにされにくいうちわ「フォールディングファン」です。